またあなたが笑ってくれることを



煙がのぼっていくところを僕はまだみたことがない。今回きっとはじめて見ることになるんだろう。晴れていたらいいな。空が泣くかもしれない。そういうものなのかもしれない。けれど、晴れ渡った空の下で見送りたい



人だったものに触れるのは初めてだった。扉がしまっていくのを見た。人に魂が宿ってることを実感した。胸が締め付けられるような感覚だった



涙はでなかった



人が逝くのは とても呆気ないものなんだと知った。



自分がしんだとき、誰かが思ってくれるのかと ぼんやりと思った。泣かないでほしい。自分のことを思い出してくれる人が だれか 居てくれたらいいなって思ったんだ。



会いたいと思うのはほんの一瞬



前はうまく笑えてるかなとか、自分の表情で機嫌悪くさせてないかって心配だった



一緒にいて心やすらぐひと



理想だけど、そうして接してくれたひとがいた。けれどあの人には重くなってしまったのだろう。「おれにどうしてもらいたいの?」と苦しそうに言われて、糸が絡まってることに気付いた。それまでみたいに泣いたりするけど、同じときを過ごしていられたらと願った。



まるごと受け止めてくれてくれていると思っていたけれど、必死に抱え込んでくれてくれていたのだった。それに気づかないまま、ばかみたいにその温もりに体を心を預けていた



絡まった状態を直すために、一度糸を切ることにした。それは互いに抱いた気持ちだった。今、その糸は絡まっていない。手繰り寄せれば先端が手元にきてしまうけれど



そして、あなたのことをゆっくりと考える時間ができた。自分のことも考える時間ができた。いろいろなことを考えた。知った。やりたいと思えることを見つけた。まだあなたのことがだいすきということにも気づいてしまった



さみしくなんか なりたくなかったのに



デマゴギーのリズムに合わせて



風がふいてきた



また雲につつまれた。逃げ場は、きっとない。



だれ でもなく とにかく認めてほしかった。でも認めてくれることを受け入れられなかった。最低だと思いながらも求めてそれを否定した



普通でいたかった。異端になりたくなかった。



目の前で笑いながら言われた「●●しね!」。あのときのこと、映像のように残ってるよ。だけど、自分のことだと知らなかった自分が恥ずかしくて、一番許せない



曇り空に混ざらない白い煙



曼珠沙華の赤



涙も出ないキカイ仕掛けのボクは
誰かの傍にいる資格なんてないのでしょう



オシエテ?



触れるのも触れられるのもこわい。けれど羨ましいと思うくらいには屑野郎だと自覚してる
こわい って感情は相手に伝わってしまう。
それでも、あいされたい。(、なんて馬鹿げた話。それでも信じられないんだから)



人格形成の時期に間違った



知らないことは沢山あって、知りたいこともその山の中。おもちゃ箱の中のようなそこに手を入れれば、知りたいことはいつか手に入れられるでしょう。それよりも先に、刃をしまいわすれたカッターナイフで切ってしまわないようにね。



会いたいな、なんて言葉、君にはもう言わないし言えない。僕の独り善がりだったら、惨めじゃない?だから言わない。 でもさ、もし、もしもだよ。貴方もそう思ってくれてたら、なんて考えてしまうんだ。 (ないものねだりの理想の押し付け)



この世の中で生きていくには純粋すぎた



言葉には力がある。僕はそれを信じる。けれど、その発信源を信じるかどうかは別。



余計なことをしてしまうから、僕はいつでも待っているだけ。それが更に機嫌を損ねてしまう。自分から動けば、拒否をされる。拒否をされることは僕の存在が消えること。否定されたくないから。待っている。僕があなたを最初から拒否することはありませんから。
逆もまた言えることなんでしょうけれど、どうにもそこらへんのアルゴリズムを組む時期にいろんな間違いが起きてしまったようで、信じられないんです
だから、ひとりでいたほうがいいんだ。
きっと。



ごめんなさい。



おやすみ世界。



結局世界はみなにひとしく不平等なまま



すこし寂しいと思ってしまうのです



平らなところで転んだ僕に 貴方は笑って手を振った。 その手を見つめる僕の目に 映る貴方の目は哀色。



ぼくのリズムは貴方とは合わない



しあわせを近くで眺めた。近くなのに、手を伸ばしても届かなかった。見ることができるだけでもいいのかもしれない。けれど、僕はわがままだから、うらやましいって思ってしまうんだ。



ぼくのこと、どう見られているんだろう



手を伸ばして、指を絡めて



「赤外線受信」を繰り返したら、いつかだれかと繋がれるかな



理不尽なことばかり。笑えもしない。



歌声は透き通りすぎて君に届かない



この声があなたに届くことはない。それでもぼくは叫ぶ。



今まで「死」を考えることすらできないくらい怖かった。無になることが怖かった。けれど、この間、人の死を経験して、別れを見て、少し変わったよ。
いつしぬかなんてわからない。明日しぬかもしれないし、このあとしぬかもしれない。ずっとずっとみんないなくなるまで生きるかもしれない。
誰にもわからないこと、なんだよね。そんで、避けられないことで。遺していく、ことなんだ。
だから、毎日を大切にするんだ。



ありがとうって、すきだよって、言おうと思ったことは我慢しちゃ駄目なんだよ



紅い花。葉もつけずに凛とした。不気味な雰囲気?ぼくは静謐、な気がするけれど…。ああ、あなたは嫌いだったね。(彼岸花)